気がついた時には、わたしのMacBook Airのwi-fi(無線LAN:ネット接続)が異常に遅くなっていました。どのくらい遅いかというと、クリックしてからお湯でもわかしにいって戻ってくるまで時間がかかるくらいでしたから、30秒から1分かからないと反応が戻ってこない始末でした。
思えば、OS X Yosemiteに上げた頃からだなと今更ながらに後悔しても後の祭り。MavericksやMountain Lionには、もう戻れません。
で、あれば今できる対処をするしかないということで、いろいろと試してみたところ劇的にネットの閲覧速度が向上しました。残念ながら一度に対処したためどれがもっとも寄与しているのかはわかりませんが、列挙していきたいと思います。
IPv6の設定を見直した
これは今更感もありますし、OS Xの問題というよりも時代が追いついていない感もあるのですが、このIPv6に関しては「切」にしろという通説がLionの時代からありました。今、現在のYosemiteでは、「切」という選択肢はなくなっていますが、「リンクローカルのみ」というところを選べばOKです。
「設定」→「ネットワーク」→「TCP/IP」→「詳細」→「IPv6の設定」でチョイスです。
ディスクユーティリティでディスクの整合性をとった
Macにはディスクユーティリティという便利なアプリが標準で搭載されています。「アプリケーション」フォルダの中にある「ユーティリティ」というフォルダから「ディスクユーティリティ」を見つけるか、Spotlightで「ディスクユーティリティ」で検索しましょう。同アプリが立ち上がります。
マウントされたディスクを選択すると、中央下部に「ディスクのアクセス権を検証」というコマンドが選択できるようになりますので選びます。すると容量や頻度にもよりますが5分前後かけて検証がはじまります。
検証を終えたら、次は修復です。「ディスクのアクセス権を修復」というコマンドを選択しそのまま修復しましょう。あまり頻繁にやる必要はないとは思いますが、どうにも使い勝手が悪くなってきたな、重いなと思うようになってきたらやってみる価値があると思います。
デスクトップの整理をし、余計なエフェクトを切った
デスクトップにゴチャゴチャと余計なアイコンなどを置いておくのはリソースのムダです。地味ですが、定期的に整理しましょう。わたしのMacBook Airは、デスクトップには何も置いていません。
また、Yosemiteに限らずMacでは様々な視覚効果が用意されています。使い勝手を優先するというよりも、見た目が優先されている面もあるかと思います。いらないエフェクトを切ることで軽快な動きを取り戻すというのはアリだと個人的には思っています。
例:「設定」→「アクセシビリティ」→「ディスプレイ」の「透明度を下げる」にチェックを入れるなどです。このあたりになってくると見た目とのトレードオフなので、自分の趣味と相談して落とし所を決めていけばいいと思います。
グッチはこう思う
たぶんにオカルト的な話もありますが、実際にネット環境が改善されたのは事実です。プラシーボで感じるとかいうレベルではなく、本当に劇的に早くなったのです。それまではiPhoneでネットを見た方が早いというくらいの遅さでしたので嬉しいかぎりです♪
MacBook Airなどの比較的非力なMacをお使いの方で、Yosemiteにアップグレードしてからというもの、ネットが遅くて困っているという方、ぜひ、お試しください!!