もとは独立系の高級スーパーマーケット路線で、輸入食料品や高品質な食材を中心とした品揃えで人気を博していました。
2004年に、焼肉チェーン牛角で一斉を風靡していた当時のレインズインターナショナル(現:レックス・ホールディングス)に買収され、方向感を失ったのは記憶に新しいところです。
その後、レックス・ホールディングスから三菱商事系のファンド会社である丸の内キャピタルに売却され今に至ります。
成城石井売却へ、ローソンや三越伊勢丹が応札の公算 500億円規模=関係筋 | Ruters
高級スーパーマーケット路線のときは、比較的、富裕層が多い地区を中心とした出店だったのですが、他店舗化を急ぐレインズ
、丸の内キャピタルの方針で駅ビルや商業ビルにどんどん出店していきました。
24時間店舗やワインバーなど様々な業態も開発しているようですが、ローソンや三越伊勢丹の一部門になることで、以前の高級路線に戻ることもあるかもと期待しています。
飲食を中心としたグループで小売をすべて担うことと、総合小売業のなかで特定のチャネルとして活躍するのでは戦略がまったく異なりますから。
グッチはこう思う
成城石井が売却されると聞いてソワソワしています。いつも買物しているお店ですし、ここでしか取り扱っていない食品がたくさんあるので仕入れの方針が変わるとイヤだなと(笑)
同じく高級路線であろう三越伊勢丹HDがいいなとも思うし、新浪・玉塚体制のローソンも間違ったことはしないだろうとも思います。いずれにせよ楽しみですね。