2014年6月も早いもので後半戦です。世界は、何も状況が好転していないようにみえるなか、じわじわとリスクオンになっているかのようです。
20日の米国株式市場は上昇し、ダウとS&Pは終値で過去最高を更新した。ニューヨーク証券取引所では330社の株価が1年ぶり高値をつけた。
ここだけを読むと実に景気の良い話のようにみえる。基本的に逆バリが好きではないわたしとしては、相場の流れについていきたいところです。
S&Pは終値で3日連続の最高値更新となった。週間ではダウが1%、S&Pが1.4%、ナスダックが1.3%いずれも上昇。イラク情勢の緊迫化など地政学リスクはさほど材料視されず、米連邦準備理事会(FRB)が低金利を長期間維持する姿勢を示したことが相場の追い風となった。
実態としては、記事の中盤にも示されているように、イラク情勢や東アジアの情勢などほとんどが静観できる状態ではなく、それどころか緊迫化の度は増しているくらいなのです。
そういった状況の中で積極的に買いを入れるのは、ちょっと厳しいかなと思っています。
注文が刺さらない日々を過ごし淋しい思いをするかもしれませんが、それもまた楽しからずやとうそぶいていきたいと思います(^^