【2021.05.28追記】
2018年10月から、容量を50gから53gにアップするなどリニューアルして販売されており相変わらずのうまさです。容量の増加に伴ってカロリーも微増していますが、公式HPには新たに食塩相当量という項目が表示されており、その量はなんと1.44g!若い人専用のお菓子というか、一定の年齢以上の人は一袋食べないようにするなどの工夫がいいかもです。なんといってもそれだけパンチ力のある旨さですから、どうしても食べたくなりますよね♪
コンビニで購入して以来、ずーっと放置していた(笑)「ハッピーパウダー250%ハッピーターン」を食べてみました。
ハッピーパウダー250%のハッピーターンとは?!
パッケージはけっこうド派手です。ハッピーパウダーが増量していることを全面的に強調しています。前面の目立つところにパウダーMAX250%という文字が大きくあしらわれていますが、これはノーマル品の1本あたりとコチラ1本あたりの比較で250%とのことです。
ハッピーターン公式ページには、この商品の特設ページが用意されていますが、それによると以下のように説明されており、単純に粉(ハッピーパウダー)が多い分、「味が濃い!」というだけではないようです。
ハッピーターン公式サイトトップ商品ラインナップ50g パウダー250%ハッピーターン
食べやすい専用パウダーで濃厚な味わいはそのまま、スッキリしたおいしさをお楽しみいただけます。
実際に袋を開けて、本体とのご対面です。パッと見は従来品とどう違うのだろうか?と悩むくらい普通な感じにみえます。しかし、それはパッと見だけなのです。よーく見ると粉だらけなのです。
俗に言うところの「当社比」ではありますが、250%というのはダテではないようです(笑)この粉、粉、粉の感じは凄まじい物があるくらいです。
気になるお味の方はというと、口に入れた瞬間はその粉の量からくる強烈な風味が広がります。はっきり言って濃い味です。ハッピーターンを好きな人にとっては、これほど好ましいものはないでしょうが、知らない人にとっては「なにコレ?」と言いたくなるほどのレベルです(笑)
ただ、口に入れた瞬間だけで、後味はそれほどくどくないのです。これが専用パウダーによるスッキリしたおいしさなのかもしれません。ハッピーパウダーの量は増やしたけれど、構成要素を減らしているなどというオチではないとイイのですが(笑)
ハッピーパウダー250%の気になる点はカロリーよりも塩分
タイトルにも書いていますが、パッケージ(袋)の裏に気になることが書かれていました。それはカロリーとナトリウムの含有量です。このハッピーターン250%パウダー増量版は、その袋体の小ささからは予想を裏切る50gという内容量を誇ります。見た目よりもたくさん入っているのです。
ただ、それは「小袋だからカロリーも少ないよね。ダイエットに最適!」という思いも裏切ることになるのです。パッケージ裏の表記では。
- カロリー 248kcal
- ナトリウム 485mg
とあります。カロリーはカルビーやコイケヤのポテトチップスの通常サイズよりも少ないので、それほどまでではありません。(間食でちょっとつまむにしては多いですが。。。)
気になるのはナトリウムですね。日本人に多い高血圧の原因のひとつに塩分採り過ぎがよく挙げられていますが、やはりここはきをつけておきたいところ。
厚生労働省が2014年3月に発表した「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書によれば、18歳以上の男性で8.0g/日未満、18歳以上の女性で7.0グラム/日未満という目標量が定められました。
世界の標準摂取量が6gいっていないことを考えると上の数値でも多いくらいです。さて、塩分摂取量の目安はこれで理解できますが、ナトリウムはどうなのでしょうか。ナトリウム=(イコール)塩分だと思われている方もいるかもしれませんが正確には微妙に違います。
摂取する食塩の約40%がナトリウム量に相当します。つまりナトリウム量(ミリグラム)× 2.54 ÷ 1000 = 食塩相当量(グラム)です。計算式にこの250%ハッピーターンのナトリウム量をあてはめると、
485 x 2.54 ÷ 1000 = 1.232g
うーん、ものすごい塩分を摂取することになりますね。厚労省推奨の20%近くですし、世界の標準からは25%近い数字をこのお菓子だけで摂取することになります。これは厳しいです。さきほど、カロリーの際にも引き合いにだしましたポテトチップスで200mg〜300mgのナトリウム量ですから、この250%ハッピーターンの破壊力がわかるかと思います。
あとがき
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
結論として、250%ハッピーターンは味が濃くて旨いんだけれど、高血圧の予備軍の方々やそれらが気になる人にはオススメできないとなります。
そもそも成人病になりそうな人たちにとっては、スナック菓子全般が鬼門になります。美味しいお菓子を食べられるのも日頃の摂生のたまものなのです。あれ?なんだか本末転倒のような(笑)