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円高は強い本邦経済が要因か。もしくは豪ドルやドルが弱いのか?!

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ドルが対円で5営業日続
ドルが安い、ドルが安いと騒がれていますが、豪ドルはもっと下がっています。豪ドルウォッチャーのわたしとしては、相場が動くのは楽しいものですが、今回のドル安、豪ドル安の要因を少しチェックしてみたいと思います。

まずはロイターのこの記事から。本日(5/21 06:53)のものです。

ドルが対円で5営業日続落、米国債利回り低下傾向続く | Reuters

20日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で5営業日続落した。世界経済の先行き不透明を反映して米国債利回りが低下傾向を続け、ドルの重しになった。ドル/円は2日連続で節目の200日移動平均を割り込んだ。終盤は0.2%安の101.29円。ドルは対ユーロでは小幅高。終盤のユーロ/ドルは0.1%安の1.3698ドル。投資家は米住宅市場や中国経済の見通しに懸念を抱いている。

地味に気になるのが最後の一文、「投資家は米住宅市場や中国経済の見通しに懸念を抱いている」ですね。従前より言われていることではありますが、いよいよこれらの要因をとりあげてドルと豪ドルが安くなるフェーズに入るのかと思ってしまいます。

次の記事と先の記事はつながっていますが。昨日(5/20 10:44)のものです。

BUZZ-〔外為マーケットアイ〕豪ドル0.93米ドル前半、豪中銀議事録「現在の低金利は当面適切」 | Reuters

午前10時半に発表された豪中銀議事録では、現在の低金利が当面適切と判断されたことが分かった。また、議事録は、小売売上高の伸びが若干鈍化したもようであるとし、全体的な成長は、今後四半期、トレンドを下回る公算であるとの見解と明らかにした。豪ドルは議事録発表に先立って一時0.9307米ドル付近まで下落したが、その背景には、格下げ懸念もあるとされる。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズのアナリストは、オーストラリアが今後数年以内に大幅な歳出削減を行わなければ、トリプルAの格付けを見直す可能性が強いとの見通しを示した。

一昨日、昨日と豪ドルは大きくその値を下げました。主な要因としてS&P社のオーストラリアへの各付け見直しなどが挙げられていますが、もちろん同社が格下げを見直すのにはその理由があるはずです。

そのひとつとして資源国オーストラリアの主要産物である鉄鉱石の不調があります。

オーストラリア最大の輸出品である鉄鉱石の価格下落が背景。オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のガイ・デベル総裁補は20日、資本流入の鈍化に伴い豪ドルにさらに下げ圧力が掛かる可能性があるとの見方を示した。

鉄鉱石の価格下落の背景には中国経済の停滞があるわけですね。円高なのか、ドル安・豪ドル安なのかというと、相対的にみて本邦経済が好調だというのも要因ですし、もういろいろなことが連鎖していて楽しくなってきますね(笑)

グッチはこう思う
米国債の利回り低下も、FRBがいつか利上げすることも、そのうち日銀も出口戦略を模索することも、中国経済の懸念(笑)もすべてわかってはいることです。結局は、その時々で何を取り上げるか、何を話題にするのかのような気もしますし。すべては起きてしまった後の後付けのような気もします。

市場はとかく気まぐれなモノ。そして、気分屋のカワイイ女子に振り回されても動じないのは男子の嗜み。トレーダーに男性が多いのはそういったことかもしれませんね(笑)

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