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中国経済が内包する爆弾、影の銀行問題はまだ解決していない

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本日より、オーストラリアのブリスベンで開幕している日米欧に新興国を加えた20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)において、中国財政省次官が影の銀行問題に言及したとロイターが報じています。

中国経済に一定期間の痛み、影の銀行が主要問題=財政次官___マネーニュース___最新経済ニュース___Reuters
中国経済に一定期間の痛み、影の銀行が主要問題=財政次官 | Reuters

中国財政省の朱光耀次官は、国内経済をより緩やかな持続的成長に向けるには「一定期間の痛み」が伴うとし、影の銀行が主要な問題だとの見解を示した。20カ国・地域(G20)首脳会議に同行している同次官は記者団に対し、「長期にわたり積みあがった問題」があるとした。そのうえで、国家主席が提唱した「新常態」というフレーズを繰り返し、成長速度を超高速から適度に速いスピードに切り替えていると述べた。

影の銀行(シャドウバンキング)については、当ブログでも何度か取り上げていますが、中国経済の静脈瘤のようなモノで放っておくと様々な重病の原因となり得ますし、そもそもそれがあること自体が気持ちのよいものではないモノなのです。

【タイトルのとおり、影の銀行に関する報道をまとめています】
影の銀行についての報道をまとめてみることで次の投資戦略を考える | 冒険者たち

【中国の情報を自分たちで調べることはできません。公表されたものを読み解くのがベターです】
投資をやるなら中国の実態を知ることは必須、しかしそれは難しい | 冒険者たち

【2014年2月の記事ですが、半年以上経った今も状況は変わっていません】
中国「影の銀行」問題は解決していない。。 | 冒険者たち

財政次官の言葉にもありますが、膨らんだ中国の経済全体に占める割合はたしかにそれほど大きくはないかもしれません。しかし、澄んだ真水と比して腐った泥水の量は少ないと言っても意味はありません。その泥水が問題なのあり、それをキレイに(解決)しなければいけないということは喫緊の課題だと思います。

ただ、急速に冷まそうとするとこれまた反動が起きることは必至だと思われます。軟着陸(ソフトランディング)を目指すのか、はたまた一党独裁でやれるメリットを活かし一気に解決を図るのか中国当局の手腕が問われるところです。

グッチはこう思う
成長する過程(しかもそれが急激なモノであればなおさら)において、歪みがでるのはあたりまえのことかもしれません。振り返ってみれば本邦にもそういった時期がありました。公害の問題もそうですね。

本当は中国に対して特効薬を処方できるのは日本なのかもしれないと思うことがあります。もちろん、今の中国政府の対応をみていると到底かなわぬことですが。

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