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ロシアからの資金流出は世界経済の停滞を招くか?!

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ロシアから1000億ドルの資本流出
日本ではGWということで行楽などでお休みムードですが、市場は開いておりトレードは続いています。本日、気になるニュースとしては、本邦の財務省が発表した為替介入していませんでした報告(笑)と、このロシアに対するIMFの観測です。

ロシアから1000億ドルの資本流出へ、成長予測大幅引き下げ=IMF | Reuters

国際通貨基金(IMF)は30日、ロシアの今年の経済成長率見通しを1.3%から0.2%に下方修正した。また同国から今年、1000億ドルの資本が流出するとの予想を示した。IMF代表団のアントニオ・スピリンベルゴ団長は記者団に対し、ウクライナ情勢をめぐり欧米がロシアに科した制裁がロシア経済に打撃となり、投資を脅かしていると指摘。また「2四半期連続のマイナス成長をリセッションと理解するならば、ロシアはリセッションに陥っている」とし、ウクライナ情勢の事態打開がロシア経済の不確実性を大幅に減少させることになると述べた。また、2014年の成長率見通しには一段のリスクがあると指摘。2015年の成長率は1%を予想していると明らかにした。

なかなかすごいことが書かれていますね。この1,000億ドルの流出がどのくらいのインパクトなのかというと、ロシアのGDPが大ざっぱにいえば2兆ドルといわれていますから、どれほどのものか伺い知れるかと思います。

もちろん、流出した資金はどこかに還流する訳ですから世界経済にとってはプラスマイナスゼロという見立ても可能かも知れません。ただ、そんなにスムーズにいくという保障はどこにもありません。

ただ、これらはあくまでIMFの見通しですからこれが100%正しいという訳ではありませんが、他が出すレポートよりは正しい可能性が高いと思います。

2013年末に様々な経済学者が2014年は世界経済にとってリセッションのリスクがあると言っていましたが、今回のウクライナ問題でそれが一部現実化してきたといえるのかもしれません。

スピリンベルゴ氏は、ロシア中銀の先週の利上げはインフレを低下させるが、不十分と指摘。ルーブル下落でインフレ圧力が増すとし、今年の消費者物価上昇率は6%を上回るとの見方を示した。経済的問題に対応するためには柔軟な為替レートと緊縮財政が必要としたが、歳出に歯止めをかける財政ルールを政府が順守しているのは正しい対応だとの見解を示した。

利上げが及ぼす当該国への影響については何度も書いてきましたが、金利を動かすことには劇薬的なところがあります。インフレを抑えるために利上げをする。国内の経済活動の停滞を招く。そういった悪い循環に陥らないよう、ロシア中銀にとっては難しい舵取りの一年となることでしょう。

グッチはこう思う
予測や予想については当たるも八卦、当たらぬも八卦てきなところがあるので、どっちでもいいのですが。

結果として、これらの観測が実現した場合にどのような影響を他に及ぼすのか。そこを考えて行動することが肝要かと考えます。

わたしは、要注意を継続としてポジション縮小。下値での指値も限定的としておきます。

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