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急激な円安になっている今、なぜ韓国の中銀は焦っているのか

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先週一気に動意づいた円安ですが5日間で6円動いたとされています。その時の様子をスナップした記事を以下のように書いていますが、それはなかなか理に適った動きのように各ニュース媒体で解説されていました。

7年ぶりに115円を一時突破した円高ドル安の今をまとめておきます | 冒険者たち

わたしは先日も書きましたように、この上昇局面ではボチボチの利益を確定しただけであまり動いていません。むしろ日本株の方に手を出していたくらいです(正確にいえば、体調を崩していたため当初から差していた注文だけということですが。。。)

この一週間で天国を味わった人も地獄を味わった人もいると思いますが、お隣の韓国でも大変な舵取りにアタマを悩ませている人々がいるようです。それは、韓国中銀をはじめとする政治・経済の舵取りをする人たちですね。

まずは木曜深夜(2014年11月07月01時)に更新されたロイターの記事から見てましょう。

ウォン、国際為替相場に沿った動
ウォン、国際為替相場に沿った動きに維持=韓国高官 | Reuters

韓国企画財政省の高官は、ウォンを、円を含む国際的な為替相場に沿った動きに維持するよう努めると表明した。

なぜ、韓国がこのような発言をするのかは今の韓国の経済が輸出を主体としているからです。それは以前の日本よりも強い依存性を呈しています。内需が弱く一部の財閥を頼りとする韓国経済にとって相対的に自国通貨が高くことなることは看過できないものでしょう。

ただ、同省の高官はその後ロイターに対し、次官の発言は誤解されたと説明。ウォンが他の国際的な為替相場の動きと離れるのを防ぐために政府が取り組むと述べた。

ただ、この後に出るニュースにもありますが、そう簡単にウォン安に誘導できない理由もあります。まずは口先介入に入ったとみられます。

次に金曜夜(2014年11月07月20時)のロイターのニュースではそれを裏付ける韓国国内の厳しい台所事情が書かれています。

円安で試練の韓国中銀総裁、利下げも
円安で試練の韓国中銀総裁、利下げも野党からの批判で二の足 | Reuters

韓国銀行(中央銀行)の李柱烈総裁は7日、同国の輸出競争力をそぐ円安について、対応力には限界があるものの座視するつもりはないと述べた。ただ、野党から政策への批判が出ており、利下げには二の足を踏む可能性がある。

以前の記事にも書きましたが、自国の利率と通貨の舵取りはおいそれとできるものではありませんし、また通貨についてはやろうと思っても意図したとおりに動くかどうかはわかりません。

とはいえ、自国企業の競争力に陰りが出ることを放置することもできず、これからの韓国中銀のおよび政治家の手腕の見せ所といえるでしょう。わたしはウォンも韓国企業も取引しませんが、相対的に日本企業に対して影響がありますので要チェックでいきたいと思っています。

グッチはこう思う
今の円の動きはそれだけ異常なことを日銀がやっている結果だということです。

ただ、韓国との関係だけでいえば、別に超円安になっている訳ではありません。むしろ日本から見れば異常なほどの円高だったものが水準訂正している過程ともとれるからです。

為替の妥当な水準を測ることはそれだけ難しいのです。ある意味、通貨と通貨の価値が織り合ったところが今の価格な訳ですから。つねにその時価が妥当なものともいえるかと思います。

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