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今の日本を経済のある側面からまとめている良コラムをみつけました!?

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日銀は「一段の円安」を望んでいるのか
Reutersでは基本的に時事ニュースを求めているのですが、時間がある時にはコラムも読みます。今朝は、めずらしく何本かコラムをまとめて読んだのですが、その中の一本が日本の現状をうまくまとめているなと思ったので紹介します。

注:タイトルにも書いていますが、誰かが書くレポートやコラムというのはある側面でしかありません。全方位から物事を見ることのできる人間はいません。そんなことができる存在があるとしたら、それはきっと畏怖の対象くらいのものでしょう。

コラム:日銀は「一段の円安」を望んでいるのか=佐々木融氏 | Reuters

日銀の追加緩和を期待する向きは、それが円相場を一段と円安方向にシフトさせ、消費増税に伴う景気鈍化をサポートする必要があると考えているのだろう。しかし、ここまでの円安はともかく、今後一段と円安が進むことは日本経済にとって果たしてプラスなのだろうか。そもそも、日銀は本当にここから一段の円安を望んでいるのだろうか。

わたしも常々そう考えていました。これだけの貿易赤字を抱えている現状(原発をポピュリズム的に再稼働させるのが遅れている現状)で、一段の円安をすることは国策として理に適っていません。
そしてこの記事はそれだけではないということを示唆してくれました。それはモノづくりの海外シフトが進んだ結果としてのアジアからの輸入増です。

対アジアの貿易赤字は前年同月の3倍となり1兆円に迫っている。このように貿易収支が急速に悪化しているのは、製造業が海外に生産をシフトした結果、景気が良くなり内需が上向くと、アジアからの輸入が増加するという経済構造に日本が変化したためと考えられる。

なるほど、たしかにその通りですね。そうなると、円安になっても輸出が増加しないことにもなります。これ以上の円安を日銀が望んでいないのであれば、先日の金融政策決定会合で据え置きとなったこともうなづけます。おそらく、望ましくない一段の円高が起きた時に防御策をとるのでしょう。

グッチはこう思う
いやいや、そんなこと全部知っていたよという方もおられるでしょう。わたしも個々の事象は知っていました。しかし、それらのニュースパーツをまとめることでコラムにしたてる。記事にする。それってとても大切なことではないでしょうか。
一連の事象を記事で読む。それで腑に落ちることもあります。
わたしにとって今回紹介した記事は、そういった意味でとても示唆にとんでいました。超オススメです!

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